
コスモ・コルプス/イリュミナシオン
次の上映:5月2日(土) 20:00 @ シアター・イメージフォーラム
あらすじ
宇宙の中で孤独だとしても、きっと誰かとつながっている— 遥か未来、人類は新たな資源を求め地球から離れた一族「離派」と、地球にとどまった一族「残派」に分かれていた。高度なテクノロジーにより宇宙空間で繁栄した「離派」に対して、地球内に残った「残派」は、残り少ない資源を使いながら刻一刻とその数を減らしている。地球を失った「離派」も、地球上で仲間を失い続けている「残派」も同様に孤独を抱える中、強いつながりを求める意識はいつしか現代の孤独に呼応する。時空を超え、生と死の境界すらも超え、「宇宙的孤独共同体」は生まれるだろうか。 『イリュミナシオン』『デュアル・シティ』で近未来の日本を舞台とするSF映画を作ってきた長谷川監督が企画構想・プロデュース・脚本も担当した最新作『コスモ・コルプス』。「未来と現代、地球を離れた人類と地球に残った人類が時空を超えて出会う」というテーマを「未来篇」「未来縄文篇」「現代篇」の三篇を通して描く、独創的でありながら普遍的な、現代の私たちの心にも響くSF長編。 本作は、全編が新潟県・佐渡島のオールロケで撮影されている。佐渡島は離島でありながら東京23区の約1.5倍の面積(約855km2)があり、「能」をはじめとする豊かな歴史文化と、ジオパークといわれる特徴的な自然環境が育まれる土地。そのような場所からインスピレーションを受け、SF作品が構想・撮影された。主要なキャストとして佐渡島の住民も数多く参加し、ドキュメンタリーの手法で捉えられた島の生活や雄大な自然もシーンの中に映し出されており、様々な時間や場所の中で移り変わる映像美が特徴。 作品内の音響は濱口竜介監督の整音も担当する松野泉氏が手がけており、佐渡島で実際に聞こえる波や風といった音を扱いながら、SFの世界へと昇華させる魅力的な演出になってる。主題歌は、Nozomu Matsumoto + Cuusheの『Cosmo Corpus』。三篇の時代の感情的表現をつなぐ劇中音楽も担当したNozomu Matsumoto氏が音楽を、浮遊感のある音世界を生み出すシンガーソングライターのCuushe氏が歌と歌詞を、映画のために書き下ろした特別な一曲となっている。 2025年/134分/16:9/5.1chサラウンド/カラー/DCP 監督・脚本:長谷川億名 プロデューサー:長谷川億名、山井隆介、鮎川純子/撮影:守屋雄介、長谷川億名/セカンドカメラ:狩野萌、山本祐生、氏秋人 水中撮影:高信雄樹/照明:日下竜吾、石井清司、加藤大輝/録音:佐久間功 Zeze Wakamatsu/整音:松野泉/サウンドデザイン:松野泉
- 出演
- 鮎川唯子, 野澤健, 鮎川純子, 清水彩貴, 山本祐生, 山本史恩, 横山裕子, いまいずみちよ
上映館
映像文化の最前線へ。世界の多様な視点に出会う、実験的シネマ空間。