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映画『TRUE KYOHEI SAKAGUCHI SHOW 坂口恭平生活』

映画『TRUE KYOHEI SAKAGUCHI SHOW 坂口恭平生活』

147 min·日本·2026

Next: Today 18:10 @ ポレポレ東中野

Overview

小宮雄貴初長編監督・初劇場公開作品 映画『TRUE KYOHEI SAKAGUCHI SHOW 坂口恭平生活』 2026 年3月28日(土)よりポレポレ東中野にて公開決定! 【あらすじ】 坂口恭平。作家、画家、音楽家、建築家、新政府初代内閣総理大臣、“いのっちの電話”相談員、そして躁鬱人。偶然の巡り合わせから坂口恭平に密着することになって間もない 2023 年夏、坂口は深い鬱に落ち、連絡が取れなくなる。半年後の2024 年春、長い鬱が明けた坂口のアトリエを再び訪ねると、彼は幼年期以前の根源的な“さびしさ”と向き合っていたと語り出す。それは現実なのか、小説なのか? “さびしさ”の正体とは? 坂口が鬱の中で向き合い続けた内的世界から、言葉や絵、音楽が新たに生まれ落ちていく。坂口恭平の生活の記録が再開した。 【解説】 作家、画家、音楽家、建築家など、多岐にわたる活動をおこなう坂口恭平の生活と創作を追ったドキュメンタリー映画『TRUE KYOHEI SAKAGUCHI SHOW 坂口恭平生活』。 1978 年、熊本県生まれの坂口は、路上生活者の家を撮影した写真集『0円ハウス』(2008年)や、政府や国家のあり方を問い直した『独立国家のつくりかた』(2012 年)など、数多くの著書で知られる。東日本大震災での政府の対応に不信感を覚えた坂口は故郷・熊本に戻り、“新政府”樹立を宣言。新政府初代内閣総理大臣を名乗り、拠点“ゼロセンター”にて避難者の受け入れなどを実施した。2012 年より自身の電話番号(090-8106-4666)を公開し、希死念慮を持つ人々からの電話相談“いのっちの電話”を続けている。また、躁鬱病の当事者であることを公言し、時に深い鬱に潜って自らと向き合う。 本作は、監督の小宮雄貴が坂口恭平の個展を訪れ、一観客としてライブの撮影をしたことをきっかけに始まった長期密着の記録。熊本での日常生活や各地での展示、イベント活動を収めた映像は、ほぼ編集なしでYouTubeにて公開されてきた。これらの映像の編集版は各地の自主上映会で反響を呼び、上映オファーが続く中、この度の劇場公開が決定。YouTube 版とはまったく異なる、監督自らによる編集を経た【劇場公開版】として、147 分の映画作品が完成した。 途中、深い鬱による撮影中断も経て完成された本作には、坂口が幼年期以前から抱える根源的な“さびしさ”と向き合い、新たな言葉を生み出す創造のプロセスが克明に捉えられている。坂口の生活は小説のようでもあり、我々が目を逸らしがちな現実社会のリアルを直視させる。本作は、図らずもそのリアルに触れてしまった新人監督の悪戦苦闘の記録でもある。誇大妄想家か、救世主か? TRUEであり、SHOWでもある生活とは? 坂口恭平と向き合う2時間半の先には、「生きる」を問い直す風景が広がる。 【監督コメント】※ 更新日:2026年3月9日(月) 映画『TRUE KYOHEI SAKAGUCHI SHOW 坂口恭平生活』公開について 本作は、作家、画家、音楽家など多岐にわたる活動を行う坂口恭平さんの生活に密着したドキュメンタリー映画です。双極性障害の当事者でもある坂口さんが鬱で向き合った自身の「さびしさ」と、「いのっちの電話」で向き合った現代社会の「さびしさ」が主題になっています。 監督としてお伝えさせていただきたいのは、本作は坂口恭平という人物のプロモーション映画でもなければ、坂口さんの活動を全肯定するという意図で制作したものでもありません。映画の中では、坂口さんの言動に対する、撮影者の私自身の戸惑いや揺れも写っています。この映画に写る坂口さんは、聖人の如く人命を救う清廉潔白な人物ではありません。程度の差はあれども我々と同じで気分の波があり、言動には矛盾が伴い、お互いに助け合わないと生きのびることのできない一人の人間として写っています。そして、時に深い鬱に潜り、自らの「さびしい」や「死にたい」という感情と徹底的に向き合うことで獲得した言葉を用いて、坂口恭平なりの真剣さで命と対峙する姿は、今の時代にとっての「生きる」ということを問い直すきっかけになるのではと今でも思っています。 「人間はどのように助け合って生きていけばいいのか」 今こそこの問いと向き合いたいと私自身思っております。 映画を通して一緒に考える機会が生まれたら幸いです。 2026年3月9日(月) 映画『TRUE KYOHEI SAKAGUCHI SHOW 坂口恭平生活』 監督・配給 小宮雄貴 【ご鑑賞時の前に/トリガーアラート】 本作には、自死に関する表現が一部含まれております。ご鑑賞にあたっては、あらかじめご留意くださいますようお願いいたします。

Director
小宮雄貴
Cast
坂口恭平

Where to watch

Cinema with a human touch. A quiet sanctuary for deep diving into powerful documentaries.

Today
18:10
Wed, Apr 22
18:10
Thu, Apr 23
18:10
Fri, Apr 24
15:50